コンセプト

 学校の体育やバレーボールで女子生徒が着用してきたブルマー。このブルマーは米国の女性解放論者ブルーマー女史が、
女性自由解放のため約150年前に考案して作られた衣装に付けられた名称です。当時は現在の形ではなかったそうですが、改良を重ね今の形になりました。ですから「ブルマー」という履き物は女性自由のシンボルなのです。そのブルマーがこの世から去ろうとしています。
  
 日本では数年前ブルセラショップがマスコミで大きく取り上げられてから、「格好悪い」「下着と変わらない」「女性差別だ」と女子中高生やその親が騒ぎだし、生徒会やPTAの廃止運動が各地で起こり、今ではほとんど採用している学校は無くなってしまいました。スポーツ用品メーカーもこれを機に、ハーフパンツへの移行をするよう営業活動を熱心にした事も、急速に無くなった原因だと言われています。
 
(例)全校生徒500人の学校で、ブルマーや男子の短パンより単価が高い、
1枚3000円するハーフパンツを一人2枚購入したとすると・・・ 
500人×3,000円×2枚=3,000,000 
なんと300万円の売り上げとなります。 
 
 更にどさくさに紛れて、使用している体操服とハーフパンツのデザインが合わないと指摘し、新たに体操服まで新調させた業者もいるそうです。そうだとしたら更に売り上げが上がる為、業者の気合いが入る事もうなずけます。女子がハーフパンツに移行すると言う事は男子も同じくそうなるため、男女共買い換えなければならなくなります。) 
 
 この様な社会になってしまった為か、色んな方面で悪影響が出てきております。ブルマーを学校の体育で着用しなくなったため、女子は自分の体型を男子に見られる羞恥心が無くなり、肥満体の女子生徒が毎年増えております。(ダイエットでキレイになるよう本気で頑張っている人なんてごく一部です。)全日本女子バレーに関して言えば、ブルマー着用をやめた途端オリンピックでメダルを獲れなくなりました。(これはご批判あるかと思いますが^^;) 
 
 そんな中ブルマーの歴史で言うと末期に撮影された貴重な記録映像を、当サイトでは少しでも多く作品化し提供して行きます。10年後、20年後、・・・50年後の未来での参考資料として、「ブル末(ブルマー末期)」の映像を一人でも多くの方に永久保存をして頂く事が、私たちの最大の使命だと考え頑張っていく所存でございます。 

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